入塾年齢:15歳
進学先:大阪ECO動物海洋専門学校 健康農食科園芸栽培専攻
現在の所属:株式会社ビービーシープ BB Farm 農園管理 ディレクター
1. 不登校し、ダルボイ・アカデミーに入塾するまでの様子は?
A. 不登校をし始めたのはいつですか?
もともと小学校5年生の頃からチック症が出だし学校に行きづらくなっていましたが、なんとか通っていました。そして2000年10月頃、中学生1年生の時に完全に不登校をしました。きっかけは父が嫌がる私を無理やり車に乗せ学校へ送ったことです。その際に今後は絶対に学校にいかないと決意してそのまま家に帰りました。そこから一切学校に行くことはありませんでした。
B. 自宅に引きこもったことはありますか?
不登校をしてから中学校3年間、ゲームをしたりアニメを見たり現実逃避をして引きこもりをしていました。
C. 不登校し始めたとき、どのような気持ちでどのような生活を送っていましたか?
夢の中にいるようなふわふわした気持ちで現実感がありませんでした。当時の記憶もあまりなく苦しさから逃げるために心を閉ざしていたのだと思います。
D. そのときの家族の反応はどうでしたか?
不登校をしたことで当初は父や兄弟と喧嘩をしたことは覚えていますが、正直なところ覚えていません。
また、妹も自分が不登校をして1年経たないくらいで不登校をしました。
自分のせいだと感じ、何もできなかったです。
E. そのとき特につらかったことは?
自分が不登校をしたせいで家族の仲が悪くなり家族に悲しい気持ちをさせていることが辛かったです。
F. そのとき、今から思えば、びっくりすることは?
中学3年間の記憶は殆ど無いことです。2,3の断片的な記憶はありますがダルボイアカデミー入塾までの記憶は今も思い出せません。
G. 何か心の支えになることはありましたか?
引きこもっているとき、辛いときには大越塾長の著書を読んで心の支えにしていました。
2. ダルボイ・アカデミーを選んだ理由
母の知り合いからの紹介で入塾しました。
当時の自分でもわかるくらい温かい雰囲気があり居心地が良かったのだと思います。
3. 元気になったきっかけ
入塾後も出たり引きこもったりを繰り返しており、在籍期間中のほとんどを引きこもり悩み続けました。卒業前の2年間は、引きこもりながら悩みに悩んだ2年間でした。
その頃には両親も大越塾長の教えを学んでいたのでありがたかったです。特に母はダルボイアカデミーの勉強会に熱心に参加してくれ私をサポートしてくれました。
4. 今の自分と昔の自分、一番変わったところは何ですか?
不登校をしている頃は暗く感情がない人間でしたが、今は楽しいときは笑い、悲しいときは泣ける人間になりました。
また、悩み苦しんだ分、人の悲しみを理解できる人間になりました。昔の自分のままなら人の悲しみがわからない傲慢な人間になっていたと思います。
5. 今の不登校生へ(参考にしてください、マイエピソード)
悩むときはしっかりと悩んでください。それがいま大事だからこそ悩みが与えられたのだと思います。今悩みから逃げると将来何倍にもなって帰ってきます。また、自分のことを諦めないで悩んでほしいと思います。