ABOUT US / RYOJI MODA
高校1年の9月です。そこから転入して地元の県立高校に通いましたが、6月頃から行けなくなりました。
あります。進学校に通っていて、学校の勉強についていけなくなっていきました。課題が増えていき、自分では手がつけられなくなるほど山積みになり、母親にも手伝ってもらいました。途中で燃え尽きてしまい、朝、学校に行こうとすると、呼吸のしすぎでしんどくなる過呼吸をおこして、痙攣を起こしながら救急車に2度ほど運ばれました。ただ過呼吸は精神的なものなので病院に着くとすぐに落ち着いたため、とても迷惑をかけているとふがいなく思いました。
毎朝の過呼吸で、学校に行けない自分が情けなく、自暴自棄になりゲームばかりしていました。また、自宅にあった父親の三国志やゴルフの漫画を何度も読んで時間をつぶしていました。自分は何をしているのかと呆然としていました。
両親は過呼吸を起こす自分に動揺して何が起こったのか分からず、絶望していました。父親は無理やり車に入れて、学校に行かせようとしましたが結局行けず、愕然としていました。母親は自分を3ヶ所程クリニックに連れていき、何とかして学校に戻そうとしていました。ただ全く変わらず精神薬でおかしくなっていく自分を見て、泣いてばかりいました。また、下に3人の兄弟がいますが、皆当たらず触らずで、特に何も話していませんでした。
学校に行けない自分が情けなく、障子を破いたり、ゲームをしていた際に、コントローラーを投げてテレビを壊してしまったことです。その後、ボロボロの部屋を見て自分は何をしているのだろうと俯く毎日でした。2つ目の学校で再起を計り、合唱コンクールの指揮者になりましたが、練習、本番当日も過呼吸で行くことができず、申し訳ない気持ちで一杯になりました。
仏壇の仏様の顔面を殴って、首がとれてしまったことです。母親が自分が不登校の原因に霊が絡んでいるのではと考え、写真を鑑定士さんに持っていきました。診断結果として、自分の肩に死んだ女の子の霊がいるからと両親で早朝5時に仏壇の前でお経を唱え始めました。その光景にイライラして「仏壇があるからいけない!」と近くにあったダルマをぶつけてしまいました。まだ仏壇があり、接着剤でつけた仏様を見ると、とても罰当たりなことをしたと思います。
ペットのダックスフンドを飼っていて、物にあたる自分を怖がっていましたが、落ち着いた後、いつも寄り添ってくれていて、それが慰めていてくれているような気がしていて、支えになりました。
広島県、尾道市で2008年12月に300名ほど参加した『命に火をつける教育』の講演会があり、質疑応答の際に、不登校を克服して元気になるきっかけを聞きました。ある塾生から「克服するのではなくて認めることが必要だ」という言葉が、衝撃でした。それまでは学校に行けないことを惨めに思っていましたが、そうではなく学校に行かない生き方があるということを知り、そんな生き方を見つけたいと思って、入塾を決めました。
広島県尾道の高見山にて文学の館という宿舎があり、そこで寮生活、軟式野球の部活をしていましたが、過呼吸ばかりおこしてしまいました。そんな時に塾長から「執着を捨てなさい」という言葉をいただきました。父親が開業医で自分が長男だから後を継がないといけないというしがらみ、執着が自分を苦しめていたことに気付き、実際に行動に移そうと皆でそれぞれの執着を紙に書いて瀬戸内海の砂浜に焼いて捨てました。分かりやすい形で執着を捨てたことで、自分の気持ちにけじめがついて、そこから元気になってきました。
沢山の人と話すようになってきたことです。引きこもる前は寡黙で人と話すことは苦手でしたが、今では人と話すことが多くなり、コーヒートラック等の移動販売でもお客さんに積極的に話すようになりました。
学校に行かないといけないという執着が自分を苦しめることはあると思います。ダルボイアカデミーでは、寮生活、釣り、英語、スポーツなど様々なことを経験して学校に囚われない生き方を模索できる場所です。特にスポーツでは軟式野球で定時制通信制全国大会でベスト8まで行き、そこから硬式テニス、バレー、卓球など様々な競技を経験して自信をつけることができました。そこから不登校して苦しんでいる人たちの憩いの場をつくりたい、そして、不登校生が働く雇用の場として、BB SHEEPとして日々コーヒートラックを走らせています。周りの人が学校に行っているからと自分もついていかないといけないと思いがちですが、既成の流れから一旦離れて、ダルボイアカデミーで色んな経験をすることを通して、自分がやりたいと思う道を探してください。
TEL:078-855-2612
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