新しい学校 + 人間育成の総合塾 ダルボイ アカデミー

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不登校体験記 / 長谷川 将明

ABOUT US / MASAAKI HASEGAWA

長谷川 将明
入塾年齢:13歳
進学先:セントマーチンズ大学 宗教学部(米国滞在歴5年)
現在の所属:株式会社ビービーシープ執行役員 / BB SHEEP COFFEE 神戸本店 店長

1. 不登校し、ダルボイ・アカデミーに入塾するまでの様子は?

A. 不登校をし始めたのはいつですか?

 2003年9月 中学1年の2学期が始まって半月ほどたったころです。

B. 自宅に引きこもったことはありますか?

 あります。不登校して塾に来るまで1ヶ月と、入塾後も一度1年半ほど引きこもっていました。ただ、部屋から全くでないとかではなく、買い物など必要なことは普通に出て行っていました。

C. 不登校し始めたとき、どのような気持ちでどのような生活を送っていましたか?

 漠然とした将来への不安がありつつも、小学校から学校が嫌いだったので、遂に行かなくて良くなったという解放感もありました。

D. そのときの家族の反応はどうでしたか?

 最初に、「頭が痛い」と言って行かなくなったので、ひとまず脳外科に連れて行く等の対処は行いましたが、それ以外は落ち着いていました。後から聞いたことですが、小学生の時から、薄々「行かなくなるかな?」と思っていたそうです。

E. そのとき特につらかったことは?

 四六時中、喋っていました。人との会話ではなく。ほぼ一方的にです。目に映るもの、耳から入る音、なんでも声に出していました。でも、一人の時は静かでした。周りにいる人に自分の存在を認めて欲しくて、声を発し続けていたんだと思います。今はむしろどちらかと言えば無口な方です。

F. そのとき、今から思えば、びっくりすることは?

 昼夜逆転を治そうと思い、精神科から薬を処方してもらいました。その薬が海外から取り寄せているもので、かなりキツイ睡眠薬でした。飲んだらすぐに視界が歪むようなもので、それを毎日飲んでいました。

G. 何か心の支えになることはありましたか?

 祖母がいてくれたことです。私と母と祖母の3人暮らしの母子家庭でしたので、母は仕事に行き、祖母が家におりました。学校に行かない私を一切否定することなく、受け止めてくれており、それよりも私がご近所に「挨拶のできるいい子だ」と評判でしたので、よくそれを褒めてくれました。
 あとは、シミュレーションゲームに没頭することで、現実を見ないようにしていました。当時、その自覚はありません。13歳の男の子が部屋に1人で1日自由となると、やれること(遊び)がゲームしかなかったので夜中も昼も関係なくやっていました。結果、自分が将来にむけて何もしていないという現実を見ずにおりました。

2. ダルボイ・アカデミーを選んだ理由

 記憶にありませんが、フリースクールのパンフレットを2つ見て、ダルボイのパンフレットにしか興味を示さなかったそうです。説明を聞きに面談に行った日に塾に足を踏み入れた際の雰囲気とあいさつが非常に良かったことを覚えています。入塾を決めた理由は、面談で褒めてもらったこととその中で聞いた話がきっかけです。「こんなに長時間大人の話に付き合って偉い、しかも内容がよくわかっているから頭が良い」と言ってもらった様に記憶しています。学校では、勉強やスポーツができる人が褒められます。自学習の習慣がついていなかった私は小学校は平気だったのですが、中学に入り勉強に遅れだしました。運動は小さいころから苦手でしたので、「自分は何もできない落ちこぼれ」と漠然に思っていました。しかも、義務教育の学校に行っていないので「悪いことをしている」と自覚もしていたので尚更、褒められたことは衝撃的でした。また、話のなかで、「ここは自分の人生を真剣に考えるような、本質的な人が来るところ」ということをきき、自分の悩みと合致したので通おうと決めました。

3. 元気になったきっかけ

 ここ、というポイントではないのですが、2つあります。
① 塾に長く通った事です。13歳からいますので、大越塾長に長く愛情を注いでもらい、とにかく遊ばせてもらうことで、既存の社会で13年かけて、疲れ切った、弱り切った私に少しずつエネルギーがもどり、心が解放され、次のステップに向かう意欲が湧くように少しずつなりました。
② 大越塾長に出会ったことです。漠然とですが、「人生とは何か?」、「自分がこの世にいる意味は?」といった事を考えるなか、自分の親はもちろん、学校の先生など、答えをくれる人がいませんでした。大越塾長がご自身の人生を通して、答えや、指標になるエピソード、エッセンスを沢山話して、行動して見せてくださったので、自分がどうなりたいのか、この世で何を成したいのかといったことを考えられるようになりました。そして、不登校生は「ニューエリート」であるというフレーズとともに、持っている人間としてのポテンシャル、能力のすばらしさを説いて下さったことが、今の自分を構成しています。

4. 今の自分と昔の自分、一番変わったところは何ですか?

 自分に自信がついたことです。しゃべりも止まり落ち着きました。自分自身の体質、性格、人間の本質、今の社会との関係といったことを塾で学び整理することで、自分の居場所を見つけ、存在意義を見いだせたことが要因です。大人になり、社会を広く見るようになればなるほど、大越塾長のもとで素晴らしい教育を受けて育ったのだとより実感し、自信をさらに持てるようになりました。

5. 今の不登校生へ(参考にしてください、マイエピソード)

 私は、勉強はしない、スポーツも嫌い、好きなことはゲームだけといった子供時代でした。そんな私でも、塾でいろいろなチャンスや学びをいただいて、気がつけば英語を勉強し、留学を経て、1人の大人としてお店を任される店長として働いています。不登校生の持つ潜在能力は非常に高いです。「意味」を見いだせればなんでもできます。目の前に何か可能性があるなら、あきらめずにまずは1歩踏み出すことが自分を変えてくれます。

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