新しい学校 + 人間育成の総合塾 ダルボイ アカデミー

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不登校体験記 / 大橋 舞

ABOUT US / MAI OHASHI

大橋 舞
入塾年齢:16歳
進学先:湊川短期大学 幼児教育保育学科
現在の所属:NPO法人ダルボイ・アカデミー 神戸校 教務部長

1. 不登校し、ダルボイ・アカデミーに入塾するまでの様子は?

A. 不登校をし始めたのはいつですか?

 不登校をし始めたのは高校2年生ですが、小学生の時から「なんで学校にいくの?」と母親に何度も聞くような子どもでした。母は私の問いに「勉強だけじゃなく、人間関係を学ぶところだよ」といわれていました。中学から部活内の特定の人の悪口を言い合うことで仲間意識をもつ人間関係に理解も合わせることもできず、悩むようになりました。高校でもそのような雰囲気が根底に流れており、蓋をしていた思いが爆発し「こんな人間関係なんて学ぶ必要ない。もう、やめよう」と心の中でスイッチが切り替わった時、私の中で”学校に行く=人間関係を学ぶ”という関係が崩れ、不登校が始まりました。

B. 自宅に引きこもったことはありますか?

 引きこもった経験はありません。むしろ真逆で親と一緒にいることがしんどく、離れようと外へ出ていくタイプでした。高校へは”バレーボール”の推薦で入学しました。父は将来的に私が実業団へ入り活躍してほしいという期待を持っていましたが、想像していたような部内の雰囲気ではなく、またあのしんどかった人間関係に戻るのか、と結局入部しませんでした。部活のことで父との対立がある中で、不登校が始まり、さらに父親との関係が悪化し、約2~3年口を利かない生活が始まりました。両親の期待に沿えない罪悪感と、スポーツをしていないと、認めてもらえない寂しさ、何も変わっていないのに、存在を無視するなんて親として冷酷だという反発心から自宅に自分の居場所が無いと感じ、派手な化粧や身なりをして夜遊びをするようになりました。

C. 不登校し始めたとき、どのような気持ちでどのような生活を送っていましたか?

 自分のせいで家族がバラバラになり、生きているだけで精神的にも経済的にも迷惑をかけると感じ、自分なんていないほうがいい、消えたいと思っていました。また、期待に答えられない自分に対する苛立ちやどんどんやつれていく母を見ていられず、早くこの罪悪感から解放されたいと高校の入学にかかった費用を返して親と関係を切ろうとアルバイトを掛け持ちしていました。ただ、そんな生活も長くは続かず、外出することも親と喧嘩をすることも減っていき、動けなくなって行きました。

D. そのときの家族の反応はどうでしたか?

 母は世間体を気にしていました。父は学校に行かない私に苛立っていて、少しでも気に入らないことがあると、怒鳴ったり手をあげることが多かったです。

E. そのとき特につらかったことは?

 妹に寂しくつらい思いをさせていたことです。
学校に行かない私にいつも苛立っている父、疲弊している母、父を怒らせないようにい  つも気を使っていたので、ほんとうに地獄のような雰囲気だったと思います。

F. そのとき、今から思えば、びっくりすることは?

 アルバイトを掛け持ちしていたこと。お化粧をしないと外出できなかったことです。

G. 何か心の支えになることはありましたか?

 本です。幼少期から読書が好きでした。ミステリーやホラー、人の心理に関する作品が好きで、小学生の時は江戸川乱歩の作品にはまり図書室にこもってずっと読んでいました。不登校をした時期から三浦綾子、太宰治、芥川龍之介などを好んで読むようになりました。作品ができた背景や作者の視点が気になり調べ足りすることが、生きる支えになったと思います。

2. ダルボイ・アカデミーを選んだ理由

 ”本物”があると思ったからです。

3. 元気になったきっかけ

 2010年の北海道合宿に参加したことが大きなきっかけです。合宿に参加するまでの1年半ほどは、高校の資格をとるためのレポート提出に月一回程度行くような感じでした。人間不信も強かったため、弱みを握られないように強く見せようと
その後、広島県にあった「文学の館」に入寮し、同じ不登校をした同世代の仲間たちと  集団生活をしたことで元気になりました。

4. 今の自分と昔の自分、一番変わったところは何ですか?

 ありのままの自分で前向きに

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