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不登校体験記 / 藤岡 丈

ABOUT US / JOE FUJIOKA

藤岡 丈
入塾年齢:15歳
進学先:日本大学通信教育部 文理学部 国文科専攻
現在の所属:株式会社ビービーシープ BB SHEEP COFFEE 摩周店 スタッフ

1. 不登校し、ダルボイ・アカデミーに入塾するまでの様子は?

A. 不登校をし始めたのはいつですか?

 不登校し始めたのは、中学2年生の夏休み明けからです。友人の人によって顔を使い分ける様をみて、嫌悪感を抱き、それを自分自身もしていると思うと、ゾッとして人と関わるのが嫌になりました。当時は「みんなに嫌われたら終わりだ」と思っていて、親に対しても、友達に対しても、顔を作ってばかりいました。それにしんどくなって、もう無理だ、となって学校に行ったり行かなくなったりしました。顔を作るのがしんどくて、人に表情を見られたくないから、風邪も引いていないのに、マスクをつけたりしていました。

B. 自宅に引きこもったことはありますか?

 中学3年生の時は、実家に引きこもっていました。中2の時は親に学校に行きなさい、と言われて嫌々行ったり行かなかったりしてたのですが、中3からはもう行かない、と決めて家にいました。その後、塾と出会って、元気になってきたと思った頃に、また自宅に引きこもったりして、長期間の引きこもりというより、突然引きこもるということを何度かしました。

C. 不登校し始めたとき、どのような気持ちでどのような生活を送っていましたか?

 無気力で、とにかく家にいるとずっと頭が痛かったです。外には出れたのですが、行く場所は、コンビニかブックオフかツタヤくらいで、どうしたら何も考えずに時間が過ぎるかと、漫画を読んだり、ゲームをしたり、映画を見たりしていました。不登校をしてから1ヶ月くらい経った頃、親から、「あなたの人生だし、もう好きにやったらいい」と言われ、自分の好きなことをしようと思い、ボランティアの活動を調べたり、自分にできるバイトはないか、と調べたりしてみました。しかし、調べれば調べるほど、それをしたとして、どうなるのか?と懐疑的に物事をみてばかりで、自分は一体何が好きで、何がしたいんだろう、と考えてみたりはするものの、結局何にも興味、関心が沸かなくて、虚無な毎日でした。その現実を見たくなくて、ひたすら寝たりしていました。

D. そのときの家族の反応はどうでしたか?

 なぜ急に学校に行かなくなったのか、を何度も質問してきました。学校で何かあったのか、友達と何かあったのかなど、どうして学校に行きたくなくなったのか、教えて欲しいと何度も聞いてきました。自分でもなぜかわからず、親にわかって欲しいけどわかってもらえないもどかしさが悔しくて、よく泣いていました。

E. そのとき特につらかったことは?

 父が疲労で倒れて、植物人間になったことです。母は一人で自分と弟を育ててくれていたのですが、その母にしんどい思いをさせていたことが一番つらかったです。母に申し訳ないから、学校に戻ろう、と何度も思いましたが、学校には戻れませんでした。元々お酒に強くない母が、自分が不登校してからよりお酒を飲む量が増えてきて、トイレで吐いている姿を見る度に、自分はなんでこんなに苦労している母を余計に苦しめているのだろうと、自己嫌悪ばかりしていました。


F. そのとき、今から思えば、びっくりすることは?

 何かに依存していたかったのか、エナジードリンクを毎日飲んでいました。今思えば、体に悪いことしていたなぁと感じます。

G. 何か心の支えになることはありましたか?

 音楽には支えられたと感じています。自分の好きな曲の好きな歌詞をひたすら聞いて、自分を落ち着かせていました。その瞬間だけは前向きになれました。

2. ダルボイ・アカデミーを選んだ理由

 母親が大学生の時に、大越先生の作られた海外留学プログラムに入らせていただいた経験があり、その関係でダルボイを薦められたことがきっかけでした。

3. 元気になったきっかけ

 BB SHEEP COFFEEがスタートして、そこでバリスタとして研修していただいたことが元気になる大きなきっかけでした。何より、毎日のように大越先生が足を運んでくださり、研修している様子を見にきてくださったことが印象的で、「晴れ舞台」を作ってくださったと感じています。今まで自分に自信がなかったのですが、この経験から自信を取り戻して、地に足つけて物事に取り組めるようになりました。この「晴れ舞台」を後輩にもつなげていきたい、それが今の自分のモチベーションとなっています。

4. 今の自分と昔の自分、一番変わったところは何ですか?

 ポジティブになったと思います!昔の自分だったら、あれ大丈夫だったかな、あんなことしなければよかった、など何をするにも不安が先に出てきて、細かいことで後悔ばかりしていたのですが、今は、捉え方を変えればどうとでもなるんじゃないか、とやけに前向きになりました。今その場を楽しむにはどうしたらいいかとよく考えるようになりました。

5. 今の不登校生へ(参考にしてください、マイエピソード)

 「人は人を浴びて人間となるんだ。君は人間浴をしたらいい」という言葉が自分が元気になっていく過程において重要な言葉でした。この言葉は、自分が一番凹んでいるときに大越先生にかけていただいた言葉です。当時の心境としたら、誰の顔も見たくない、しんどい、ということでいっぱいだったのですが、合宿に参加したり、寮に入ったりして、人の中に入ったことで、人のやさしさに触れて少しずつ元気になりました。しんどい時こそ、一人にならず、人の和の中に入ることをしてみて欲しいです。

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